ミリ波レーダとモーションキャプチャカメラを組み合わせたリアルタイム吹付け出来形計測システム「吹付けナビゲーション」について、臨床トンネル委員会にて発表いたしました。


本システムは、山岳トンネル工事におけるコンクリート吹付け作業中の厚さをリアルタイムに計測・可視化することで、出来形管理の高度化と施工の効率化を実現する技術です。
粉じんが多く発生する厳しい施工環境下においても安定した計測が可能なミリ波レーダをノズル部に搭載し、吹付け中のノズルと吹付面との距離を高精度に把握します。
さらに、モーションキャプチャカメラによりロボットノズルの位置を三次元的に計測・補正することで、吹付け厚さを高精度に算出します。
取得したデータはリアルタイムで画面上に表示され、吹付け前後の厚さ比較や過不足の可視化が可能です。
オペレータは3D表示や2D表示を切り替えながら状況を直感的に把握でき、品質の安定化と材料ロスの低減に貢献します。
従来の吹付け作業では、施工後の計測により厚さを確認するケースが一般的でしたが、本システムにより施工と同時に出来形を確認できるため、手戻りの削減や作業の省力化が期待されます。
また、切羽直下での作業を最小限に抑えることにもつながり、安全性向上および作業環境の改善に寄与します。
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