トンネル工事は、大きく「掘る工程」と「仕上げる工程」に分けられます。
前回ご紹介した「切羽」は、まさに掘削の最前線でした。
その後に行われる重要な工程が 「覆工(ふっこう)」 です。
覆工とは、トンネルの内側にコンクリートを打設し、トンネル構造を長期的に安定させるための仕上げ工事のことです。
完成後に私たちが目にする、
滑らかなコンクリートのトンネル壁面は、この覆工によって作られています。

NETIS登録番号:QS-180032-VE
打設前のコンクリート品質を迅速に確認する単位水量測定器
【技術的特長】
・レーダ法(時間領域反射法)による単位水量測定
・ポリバケツにプローブを挿入するだけの簡単測定
・測定時間は約2分
・測定者によるばらつきを低減
【従来との違い】
従来はフレッシュコンクリートをふるい分けし、
モルタル抽出後に静電容量方式で測定。
SONO-WZはレーダ法により直接測定することで
試験工程を大幅に簡略化。
【現場効果】
・生コン品質管理の迅速化
・試験作業の省力化
・施工前品質確認の確実性向上
NETIS登録番号:KK-200048-A
覆工コンクリートの強度発現をリアルタイム管理
【技術的特長】
・超音波振幅からコンクリート強度を推定
・覆工コンクリートの強度発現をリアルタイム監視
・型枠設置センサーによる連続測定
・データによる脱枠判断
【従来との違い】
従来は供試体を作成し圧縮試験機で強度確認。
パルストメータは超音波振幅データを利用し、
現場でリアルタイム強度推定が可能。
【現場効果】
・脱枠判断の迅速化
・供試体試験削減
・覆工施工工程の効率化
NETIS登録番号:QS-200024-VE
クラウド連携型コンクリート強度試験機
【技術的特長】
・反発度法による強度推定
・角度補正機能
・材齢補正機能
・デジタルデータ管理
・クラウド連携
【従来との違い】
従来のシュミットハンマーは
手書き記録・手計算が中心。
シュミットLiveはデジタル管理により
測定・記録・レポート作成を効率化。
【現場効果】
・品質管理の効率化
・測定結果の共有
・施工管理の高度化
NETIS登録番号:QS-210015-A
覆工内部構造を可視化する高性能電磁波レーダ
■ 覆工内部構造の可視化
■ 鉄筋位置確認
■ 空洞検知
■ 施工品質確認
【技術的特長】
・電磁波レーダによる内部探査
・鉄筋位置測定
・覆工厚確認
・2D / 3Dデータ表示
・クラウドデータ共有
【従来との違い】
従来はコア削孔など破壊検査が必要。
電磁波レーダは非破壊で
内部構造を確認可能。
【現場効果】
・非破壊品質確認
・施工管理効率化
・維持管理調査への活用
NETIS登録番号:QS-150029-VE
表層コンクリートの透気性を非破壊評価
【技術的特長】
・表層コンクリートの透気性測定
・非破壊試験
・簡易測定
・耐久性評価指標の取得
【従来との違い】
従来はコア採取による
加圧透水試験が必要。
パーマトールは非破壊試験により
現場で透気性測定が可能。
【現場効果】
・コンクリート耐久性評価
・施工品質確認
・維持管理調査への活用
参考:国土交通省 NETIS(新技術情報提供システム)
https://www.netis.mlit.go.jp/
トンネル施工における「覆工」は、完成後のトンネルの安全性や耐久性を支える重要な工程です。
そのため現場では、コンクリートの品質、強度、内部構造の確認など、さまざまな観点から品質確認が行われています。
今回紹介したNETIS技術は、こうした覆工工程の品質管理を 非破壊・迅速・高精度に実施するための技術です。
従来は時間や手間がかかっていた検査も、計測技術の進化によって 現場でリアルタイムに確認できる時代になっています。
本シリーズでは、様々な場所で活用されているNETIS技術を紹介しています。
次回もぜひご覧ください!
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