ステップ周波数連続波(SFCW)を使用した高性能電磁波レーダ
近年、鉄筋探査を行ったにもかかわらず、アンカー打設時に既設鉄筋へ誤って接触してしまう事故が増加しています。
特にダブル配筋や過密配筋の検出不良による見落としは、施工トラブルの大きな原因となっています。
従来型のレーダは白黒波形の解読に依存しており、経験豊富な技術者でなければ正確な判断が難しい状況でした。
GPシリーズは、次世代の電磁波レーダ技術「SFCW方式」を採用し、建設現場の課題を解決します。
👍事故防止
高精度な探査で既設鉄筋を的確に検出。
アンカー打設時の接触事故を大幅に削減します。
👍リアルタイム可視化
2D・3D画像でリアルタイムに配筋状態を視覚化し、現場判断をスピーディに。
👍過密配筋対応
複雑な配筋状態でも識別可能。
見やすい画面表示で作業効率を向上させます。
・ステップ周波数連続波(SFCW)を使用する事により浅くて細かい部分から深いところまで探査が可能
・iPadを使用した見やすい画面、感覚的に分かる使用感
・2D、3D、AR(拡張現実)を使用した、状態の視覚化
・クラウドを使用した簡単なデータ共有
・橋梁の耐震補強工事
既設鉄筋を避けながら安全にアンカー打設
・建築現場(新築・リニューアル)
過密配筋部分でも効率的に探査
・構造物の健全性診断
空洞(ジャンカ)や劣化箇所の有無を調査
A.手前の配筋状態やコンクリートの品質などの影響にもよりますが、65cm~70cm程度の探査能力を持っています。従来製品と比較して深部探査性能が大幅に向上しています。
A.塩ビ管などの非金属も検出可能です。電磁波レーダは物質の密度が変わる境界面で反射する特性を利用し、非金属管や空洞、ジャンカなどのコンクリート損傷も発見できます。
A.従来の白黒波形を見て鉄筋等の判断するときと比べ、エリアスキャンのモードを使用する事により簡単に誰でも鉄筋を見つけることが可能です。
・狭所や円柱を測る場合はGP8800、広いエリアを測る場合はGP8100と選べるバリエーション
コンパクト重視型
・狭い現場での機動性を重視
・持ち運びやすい軽量設計
・局所的な詳細調査に最適
広域調査型
・広いエリアの効率的な調査
・大規模現場での一括測定
・高い測定精度と広範囲カバー
ベーシック型
・Basic/Proの2モデルをラインアップ
・最大探査深度約70cm
GPシリーズは、ステップ周波数連続波(SFCW)を使用する事で細かい配筋状態を探査可能なうえ、深い探査能力も持っています。
また今まで白黒の波形を見て配筋状態など判断していましたが2D、3D、AR(拡張現実)を使用する事により波形を見慣れない方や見にくい場合でも誰でも簡単に配筋状態やコンクリートの状態を視覚化することが可能です。
現場の環境などの情報を頂いたら最適な機種をご提案させて頂きます。
デモに関してもお気軽にご相談ください。
※本記事は、インフラエンジニアリング事業部 西エリア担当営業による現場の声をもとに構成しています。
コンクリート関連の非破壊試験機を担当しており、お客様のニーズに合わせた最適な機器をご提案できるよう心掛けています。
学生時代は野球一筋でしたが、最近はゴルフに夢中になっています。
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